いろんなメリットがあるよ
全く転職意欲はないのですが、ここ数年間やってきたことが煩雑すぎて、このままでは忘れてしまいかねないので、どうせならと社会人人生をまるっと振り返る意味で職務経歴ページを作ってみることにしました。
やっぱり昔のことほど忘れていたので、現職に転職する際に作った職務経歴書などを引っ張り出したりしつつ、なんとか作ることができました。
思い出しながら書いてくうえで、下記のようなメリットがあるなと実感しました。
- 初心に帰ることができる
- 事実ベースで自分のキャリアにおける傾向を客観視できる
- もし転職する機会が来た時に、しっかり作りこんだ職務経歴書を提出できる
- なんだかんだいままで頑張って生きてきたんやなって感傷に浸れる
職務経歴書は転職する際に提出必須な書類の一つです。
いざ転職するぞってなったときに急いで書こうとすると、どうしても面倒くささから適当になってしまいがちです。結果として、本当はいろんな素晴らしいことをやってきたのに、いまいち何をしてきたのか伝わらない職務経歴書を提出する羽目になってしまいます。
そういう意味でも時間があるときにやるべきですし、自分のように転職意欲がない人間でも作っておくと振り返りになるので、ぜひやりましょう。
完成した職務経歴ページはこちら
丁寧にまとめてみると、割と大作になりました。デザイナーではないのですが、自分なりに視認性が上がるように頑張りました。参考にしたい方はチラ見してみてください。
マークダウンで書いてGitHubで管理するという手法も良いのですが、もうすこし情報の整理がしやすく、視認性のあるものがいいなと考えました。そのため、今回はNotionを選びました。
Notionは各種簡易なデータベースを作ることができ、そのデータベースをいろんなタイプのビューで表示することができます。また、データベースの整理された情報 と フリーテキストを混ぜたページを作ることができる優れものです。ひとまず、上のページを見てもらうと、イメージがわくかと思います。
自分はこんな感じに作りました
ざっくりこんな感じの手順で作ると良いと思います。
とりあえずデータを集める
自分は次のデータベースを作りました。(参考)
データベース名 | 説明 | 必要なカラム |
基本情報 | 名前、よみ、生年月日、性別など、履歴書の基本項目になる情報です。 | 「Title」「 Value」
{ Title: “名前”, Value: “XXX XXX” } のようにデータを入れました |
学歴・職歴 | 履歴書の学歴・職歴欄のところの情報です。 | 「年月日」「学歴・職歴」 |
Social Medias | 自分が発信しているメディア情報です。
特に必須ではないですが、発信している内容を知ってもらいたい場合は追加すると良いと思います。 |
「Name(媒体名)」「URL」 |
勤め先一覧 | 今まで勤めてきた会社の情報です。 | 「Name(会社名)」「業務形態(正社員か副業かなど)」「いつから」「いつまで」「最終役職」 |
開発プロジェクト一覧 | 今まで関わってきた開発プロジェクトの情報です。 | 「Name(プロジェクト名)」「会社名」「いつから」「いつまで」「フレームワーク(Androidとか)」「言語(Kotlinとか)」「メンバー構成」「役割」「工程」 |
登壇歴 | 登壇情報です。 | 「イベント名」「タイトル」「いつ」「イベントURL」「資料URL」 |
執筆歴 | 執筆情報です。 | 「Name」「形態(同人誌かどうか、共著か単著かどうかなど)」「いつ」「URL」 |
もし参考にする場合は、必要なものを追加したり、不必要なものを省いたりしてみてください。
見た目を整える
次に見た目を整えましょう。
基本的には各データベースを並べるだけです。
登壇歴、執筆歴に関しては何もない場合は省いてしまってもいいでしょう。また、数が少ない場合は、ギャラリー表示にすると映えます。
職務経歴については「勤め先一覧」の各詳細ページに、必要な説明を書いては見た目を整えて、Synced Blockを使って、トップページに並べました。
また、このページを見に来た人がほしいであろう情報を簡単にまとめて、上のほうに載せると良いと思います。おそらくこれを見たい人がいるとすれば、それは採用に関わる人だと思います。なので、次のような情報を書いておきましょう。
- 簡単にまとめると、どういう人か
- どういうキャリアを歩みたいか
- 転職意欲はあるか
- etc
公開する
「Share」ボタンを押して、「Share to web」を ON にすれば公開完了です。お疲れさまでした。
まとめ
暇なときに作ってみるのが吉。