開発組織にコミットする

こんにちは、@kgmyshin です。

Androidやモバイル開発においてのアウトプットをメインとしている自分ですが、別の一面も今回はアウトプットしてみようと思います。

ここ数年、開発しながらも、前職でも現職でも副業でも開発組織にコミットする割合が大きくなってきました

結構がむしゃらにやってきてしまっていたので、自分なりにそもそも「開発組織にコミットする」ってなんだっけ?というのを整理してみました

良い開発組織って何?

「開発組織にコミットする」っていうのは言い換えると「開発組織における課題を見つけて解決する」ことです。

で、「課題を見つける」にはまず「(理想の)良い開発組織」がどういう状況なのかを把握することが必要です。

なのですが、良い開発組織って何?という問いは結構難しいです。

この問いに関しては、「良いエンジニア・デザイナー採用できてる組織は良い開発組織」、「良いプロダクトを作ることができる組織は良い開発組織」といろんな回答が人の数だけ返ってきそうな気もします。

自分としては、もう少し開発組織の要素をうまくマップにできないか考えました

結論としては、下記のような関係図を作りました。

正直言うと、要素の粒度という点でまだしっくり来てないポイントもあるので、なんかの参考にする方は自分なりにアレンジ加えちゃってください。

組織なので、「人」さえ良ければ良いかっていうとそうでもないなってことが伝わればよいです。

組織を構成するにもいろんな要素があり、そこにいろんな作用が働いていて、各要素が良くなることで「組織」全体が良くなって上手く回るんじゃないかと考えています。

何をしてきたか?

各要素に対して、その会社における理想を自分なりに考え、ディスカッションし、課題解決してきました。

例えば一部ですが、下記のようなことを行ってきました。

  • 採用
    • 募集要項づくり
    • 募集要項管理フローづくり
    • 採用基準づくり(スタンス面、技術面)
    • 面接官育成
    • 採用チャネル開拓
  • 露出
    • 自らカンファレンスに登壇
    • 勉強会主催
    • 登壇者のユニーク数増施策
    • メディア立ち上げ及び運用
  • 育成土壌
    • (新卒)研修作り
    • 評価制度づくり
    • キャリアパスづくり
    • 会社全体 / チームでの育成文化醸成
    • 社内(部署横断)コミュニティ醸成
    • EM等への育成への当事者意識向上施策
  • 制度
    • リモート制度
    • フレックス制度

そのほか「開発チーム」「プロダクト」「運用」「KGI・KPI」については、実際にエンジニアとして 0 -> 1、 1 -> 10を当事者として経験し、その中でテックリードやEMを務めることでいろんな課題解決にあたってきました。

これについては、きりがないので書き出すのは割愛しますが、横断組織だったり社外アドバイザーとしては主に下記のようなことをしてコミットしてきました。

  • 次世代テックリード育成 / サポート
    • 自分ががっつりテックリードをしながら徐々に任せていくパターン と リーダーがすでにいるところに入っていくパターンとがありました
    • 主には 1on1 しながら、どういうことをしていくか話すことが多いです
  • 推奨開発環境の整備
    • チームやメンバーに依らずに、最低限のコード品質、プロダクト品質、開発しやすい環境の担保ができるよう努めました

と、こんな感じのことをつらつらとやってきました。

なぜこれらをやってきたのか?

自分は特に「若手育成」や「次世代テックリード育成」が得意なところだと自己評価しています。

自分がテックリードを務めては、任せられる若手に徐々に移譲していき、自分がチームを離れていくという経験が何度もあるためです。

そこから、もう少しチームではなく会社レベルへとスコープを広げ、また育成だけでなくそれ以外もと領域も広げていったというのが今の経緯です。

これから

上記で述べたようなことをもう少し汎用的に活かせないかと考えています。

今まで副業などで相談に乗る際は、会話ベースで自分なりに要素ごとにどういう開発組織にしたいか?を聞いたうえで、伴走するみたいな形でした。

ただ、何が問題なのかがうまく可視化できてなかったなという反省点があります。

それらを解消できるようなチェックシートのようなものがあればいいのかなと考えています。

例えば「採用」だとこんなチェックリストがあると良いのかなと(一部ですが)。

  • 「明確な採用基準があるか?」
    • 「スキルレベル感は?」
    • 「どういうスタンスの人が良い?」
  • 「募集要項は適切?」
    • 「伝わる?」
    • 「不快感のあるクリティカルな文言入ってしまってない?」
    • 「年収感妥当?」
  • 「面接はしっかりできてる?」
    • 「ゴールは明確?」
    • 「質問内容やフローは決まってる?」
    • 「上記ができる面接官がいる?もしくは、面接官によって基準が違い過ぎてたりしない?」
    • 「やってはいけない面接が明確?(圧迫や、SNSに書いてしまう)」
    • 「適切に面接のログは残る?」
    • 「フローは適切?」
  • などなど

と、こんな感じで「採用」だけでなくほかの要素においても課題が見つかるような問いを集めたものが作れたらと思っています。

最後に

正直言うとプロダクト開発したい気持ちも強かったりもするので、このままキャリアに迷ってたりはします(笑)。

ひとまずはこのまま「開発組織にコミット」しつつも、しっかりモバイルを軸にプロダクトづくりしていけたらなと考えています。

あとモバイル関連でこういった話で相談したい人などいれば、 @kgmyshin までDMくださいませ。